
科学研究上のインテグリティによる研究開発の加速
サノフィでは、製品の適正な使用を促進するために、誠実に研究開発活動を実施し、透明性の高い関連情報の提供に努めています。
サノフィは、当社の業務のあらゆる面において科学研究上のインテグリティを優先し、人々の生活を改善するため科学の奇跡を追求します。このことは、当社の研究開発について、倫理原則を遵守するとともに、適用される規制基準、医療基準および科学基準に従って、正しい動機で行うことを意味します。このようなアプローチは、サノフィの能力を強化し、ステークホルダーとの間に信頼関係を築き、持続可能なイノベーションを推進します。
機会を 最大化する方法
- サノフィは、最高水準の科学研究上のインテグリティを研究に取り入れることで、能力ある人材とパートナーを惹きつけ、その結果、人々の生命を救うための新しい製品やサービスの進歩をもたらし、私たちの目的を支え、持続的な成長の促進を可能にします。
- サノフィは、臨床試験とその結果に関するアクセス可能な情報を公開し、平易な言葉で書かれた情報も含めて公開することにコミットすることで、患者、医療従事者、医療提供者、科学界との信頼関係を築きます。
- サノフィの生命倫理委員会を活用し、必要に応じて外部の生命倫理のアドバイザー専門家から追加の助言も得て活用することで、サノフィは科学的・医学的活動が倫理的かつ誠実に実施されるよう支援します。
- サノフィは、科学的・技術的開発、パートナーシップ、相互交流、および協力促進により、できる限り動物使用の代替、削減および改良をサポートする新しいアプローチ方法論の段階的導入に、積極的に取り組んでいます。
リスクを 最小化する方法
- 当社は、ヘルシンキ宣言、国際医学団体協議会(CIOMS)ガイドライン、ベルモント・レポートの勧告などの主要な倫理的枠組みを指針として、患者の権利を守り、最高の倫理基準を遵守することに確固たるコミットメントをもって研究を行っています。 当社の慣行は、適正な研究の実施に関する規範(GRP)、医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準(GLP)、医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP)を含む、すべての適用法規制および倫理ガイドラインを厳格に遵守しています。
- 私たちは、被験者候補の治験参加者やその介護者が自発的に参加することを決定する前に、潜在的な安全性リスクを理解するよう、患者中心のインフォームドコンセントプロセスを採用しています。
- 私たちは、科学と医学を進歩させ、患者に利益をもたらす科学的知識の発展を目的として、研究を行います。
- 私たちは、科学情報の取扱いが適正に行われるよう、科学コミュニティ、医療従事者、患者に提供する科学情報はすべて社内審査を経ています。
- 私たちは、製品やサービスの真の価値、患者を助けるためのこれら製品やサービスの役割を不正確に評価させてしまうような虚偽や誤解を招く説明をせず、またそのような科学情報を広めません。
- 私たちは、研究発表および研究結果の公表において透明性と説明責任を確保します。
- 私たちは、過去または将来の販売に対する不当な誘引を目的として、研究や臨床試験を行いません。
- 私たちは、動物の使用によって提起された倫理的問題を認識しており、動物の保護のための一連の指針に従うことを約束します。
- 私たちは、結果が人間の健康の保護および/または改善に貢献すると明確に期待されている場合にのみ、動物を使用することにコミットしています。
- 私たちは、研究開発において動物愛護および環境保護に努めています。
- 私たちは、すべての科学的活動や研究活動がインテグリティをもって行われることを保証するために、サノフィの生命倫理フレームワークを定期的に見直し、更新します。